2022.06.25更新

from 院長 中村 優樹

五ノ神接骨院より

 

6月は雨が降る日も多いため、蒸し暑い日が続くので、家の中にもカビが生えやすい状態となっています。特に水回りはその影響が顕著です。この季節だからしょうがないと考えている方もいると思いますが、実はカビを放っておくと健康を害する可能性があると言われています。そこで今日は、カビが身体に及ぼす影響についてご紹介していきます。

【カビが身体に及ぼす影響】
1.過敏性肺炎
カビによって起こる肺炎のことを、過敏性肺炎と言います。この病気はカビが発生しやすい夏によく起こると言われています。特に原因となるのはエアコンです。6月頃になると暑さや気温対策のためにエアコンを使う方も多いでしょう。しかし、エアコンの清掃をきちんと行っていないと、内部から放出されたカビを吸い込んでしまいます。そのことにより、肺炎のような症状が起こってしまうのです。

2.アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎の中で最も知られているのが、花粉症です。花粉症は、花粉が身体の中に入ることによって、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状が出る病気です。しかし、人によってアレルゲンは異なり、カビが原因になる場合もあります。そのため、6月に花粉症のような症状が出た場合、カビによって引き起こされている可能性も考えた方がよいでしょう。

3.気管支肺アスペルギルス症
気管支肺アスペルギルス症とは、アスペルギルスというカビが身体に入ることによって呼吸を妨げる病気です。アレルギーがある人に発症しやすく、咳や痰、息切れ、微熱といった症状が出てしまいます。

カビは不衛生なだけではなく、身体に入ることによってさまざまなトラブルを引き起こします。特に気管支への影響は大きく、カビが入ることによって普段の生活が送れなくなってしまいます。そのため、しっかりとカビが生えない環境を作ることが重要となります。特に6月はカビが生えやすいので、注意しておきましょう。

投稿者: 五ノ神接骨院

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